直管形LEDランプのご紹介

LED電球が家電屋さんなどで身近に手に入るようになり、数年が経ちました。

LED電球はすでに皆さんのご家庭や会社などで使用されているかもしれません。

今まで使用していた白熱電球や蛍光灯電球に代わる新たな電球としてすでに定着を始めているのは間違いないようです。

では、電球ではなく、蛍光灯(事務所などで使われている長いランプなど)はどうでしょうか?


各メーカから次々に蛍光灯に代わるLED器具が発表されています。

これらの器具を使用することで、今までの蛍光灯に代わって新しいLED照明に変更することが可能です。

すべての器具を新しいものに交換できればベストですが、設備費用が莫大なものになり、現実的には難しい問題です。

それであれば既存の器具を使用して、低コストでLEDを使用できないか。そういった要望は自然と出てきました。

そのため、器具を交換せずに既存の蛍光灯器具を利用しLED化できるランプも多く販売されています。

・既存の照明器具を使用してLED対応する(G13口金に対応したLEDランプに変更する)

・照明器具ごと交換してLED対応する(JEL801規格に準拠した直管型照明器具に変更する。一体型ベースライトに変更する)
LED対応するにはどちらかの方法を選択することになります。

直管形LEDランプの消費電力について

LED電球は白熱電球の約1/10程度の電力で点灯することができます。90%近い節電が可能です。

直管蛍LEDランプはどうでしょうか?


蛍光灯の場合、蛍光管以外にも安定器が電力を消費しているため、40W型の蛍光灯は実際には45W程度消費しています。

一方、LEDランプの消費電力は20W以下です。安定器は必要ありませんので、この値が消費電力となります。

つまりLEDランプを使用すると、50%以上の節電効果があります。(高効率の物では66%程度)

最近は効率が良い製品が増え、一般的な40W型蛍光灯の代替となるLED(2000ルーメン)の消費電力が13Wという製品も登場しております。

数字だけみると電球に比べると節電効果は小さいように感じますが、建物で使用されている蛍光灯の数を考えると、蛍光灯の半分以下の消費電力というのは、結構な省エネ効果が望めます。

特に古い蛍光灯器具を使用している場合、安定器が余計な電力を使用していることもあり、節電効果は大きく感じられると思います。

最近はLEDの効率が良くなってきておりますので、HFをご利用の場合でも消費電力を半分程度削減できる製品が販売されてきました。

LEDの特徴

LEDに共通しての特徴として以下のものがあげられます。

  • ・省エネ : 従来の蛍光灯の約半分の電力消費。ランニングコストの削減が可能
  • ・長寿命 : LEDの寿命は約40,000時間。メンテナンス費用の削減が可能。
  • ・波長の違い: 紫外線を発生しないため、虫を寄せ付けず、きれいに使用することができます。
  • ・環境にやさしい: 水銀を使っていないため、、環境に優しく安全です。

これからの蛍光灯はすべてLEDに変わっていくでしょう。

LED対応するためにどちらの方法を選ぶか?


①既存の照明器具を使用してLED対応する(G13口金に対応したLEDランプに変更する)

 ・G13口金の蛍光灯(40W以下の直管型蛍光灯はこの形です)
 
 
 現在発表されている直管型LEDランプの多くは、
 直管蛍光灯と同じ形状の口金(G13)になっています。(110WはR17d型)
 そのため、既存器具をそのまま使用してLEDランプに交換ができることが大きなメリットとなっております。
 消費電力の削減だけでなく、器具再利用という意味でも、とてもエコロジーです。 
 
 安定器の寿命と言われている10年以上使用した器具でも、
 ソケットに異常がなければ器具を使用することができます。
 ただし内部配線のバイパス工事(安定器を回路から切り離し使用しないようにする工事)を行う必要があります。
 
 中には工事不要でそのまま取り付けられることをメリットにした製品も販売されております。
 工事費用がかからずに導入できるメリットはございますが、長期使用で考えたときに様々な問題があるので、お勧めはしておりません。
 
 ※バイパス工事は電気工事士の資格がある人でないと行うことはできません。
 ※器具のソケット部に亀裂などの破損が見られる場合には、落下などの危険が発生いたしますので推奨致しません。
  ※ランプのメーカ毎に接続方法が異なります。各メーカに確認をしてください。
 
 インターネット調べると非常にたくさんの直管蛍光灯型LEDが発表されています。
 値段も安いものから高いものまで様々ありますが、
  最近は安価な製品でも高性能なLEDも発表され始めています。
 光の広がり方、ムラの発生、ぎらつきなどの光の品質、ランプ寿命など製品によって品質は様々です。
 実際に目で見て確認するなどして、納得してランプを選択することが必要です。
 各メーカーのショールームがありますので、そちらを利用するのもいい方法だと思います。
 LED照明は東京ビックサイトなどで1年間に数回展示会が行われます。
 実物を見ることもができ、営業と直接話をすることもできます。
 いろいろなメーカーの製品が比較できますのでお勧めです。
 
 製品の中にはただ値段が安いだけで実用に堪えないLEDランプも存在するようです。 
 価格だけでなく、製品品質を重視した選定が重要になってきます。
 

 なお、直管LEDランプを選ぶ際、
 事務所などで使用する場合には全光束2000ルーメン程度のLEDランプを選択します。
 2000ルーメンよりも出力が少ないLEDの場合、今の蛍光灯よりも暗く感じると思われます。
 倉庫など、あまり明るさを必要としない場所であれば1500ルーメン程度で問題ないかと思います。
 
 購入する際には消費電力とルーメンのバランスを調べてから購入するとよいと思います。
 また、寿命が40000時間といわれているLED蛍光灯ですが、万が一短期間で切れてしまうことがないとは言えません。(初期不良など)
 そのためメーカで数年間の保証期間を設けている製品もあります。こちらの製品であれば万が一切れてしまっても安心です。

 ■バイパス工事に関する詳細はこちら

 ■ランプの選び方に関するポイントはこちら


②照明器具ごと交換してLED対応する(JEL801規格に準拠した直管型照明器具に変更する)

※この規格は2015年現在公共工事では採用されますが、民間ではあまり採用されなくなっています。
 (JIS規格なので公共工事で好まれていると考えます。ですが価格がすこし高めです・・・)
  今後は一体型ベースライトがスタンダードになります。


 LED対応の照明器具の普及に向けて
 社団法人 日本電球工業会により、直管型LEDランプに関して新しい規格の発表がありました。
 「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」

 照明器具を交換してLED対応する場合は、直管タイプの場合この規格に準拠した照明器具に交換をするということになります。
 ※G13に対応したLED専用照明器具もありますので、器具交換=JEL801というわけではありません。

 この規格の概要は以下の通りです。

 ・新ソケット形状の規定

  新しくソケット規格を作ることで、従来の蛍光灯を間違って差したりする事故を防ぐことができます。
  また、片側給電なので取り付け時の感電防止も対策されております。
         
  
 ・明るさに関する規定
  G13対応ランプは明るさに関する規定は特に設けられていないので、場合によっては粗悪品を購入してしまう可能性がございますが、
  新規格に対応したものであれば、メーカー間で統一の規格が定められているので、明るさの品質が保証されていることになります。
  

 この規格の発表により、安全性や照明性能が明確化され、
 購入するお客様にとって安心して購入できるという大きなメリットがあると思います。
 基本的にはどの製品でも一定の品質が確保されているので、
 製品選びに失敗することはありません。
 
 ただし照明器具を交換するので、コストが高くなってしまうのは否めません。
 また、器具を交換することにより排出される照明器具の廃材も無視できない問題ではあります。
 
 L型対応パナソニック直管LED照明器具


③照明器具ごと交換してLED対応する(一体型ベースライトを使用する)

PanasonicのiDシリーズ
照明器具を丸ごと交換するのであれば、特に直管にこだわる必要はなく、一体型のベースライトを選ぶという選択肢もあります。
LEDの寿命は非常に長いので、従来のように定期的にランプを交換するということはありません。
そのため、ランプ交換のしやすい直管の形状である必要は特にないのです。

照明器具ごと交換するのであれば、LED一体型器具を選択するほうがコストを抑えられます。
また一体型といっても万が一故障した際のランプの交換は可能なタイプなので万が一にも対応できます。

器具交換する場合は直管タイプでなく、一体型ベースライトへ交換する場合が一般的であり
今後、照明器具は一体型ベースライトが照明器具のスタンダードになるものと思われます。

 パナソニック一体型ベースライト

ランプ交換(直管LEDランプ)と器具交換(一体型ベースライト) どっちがいいの?


さて、直管型LEDランプを安定器をバイパスして取り付ける方法と
一体型ベースライトに交換する方法、いまではこの2択から選択すること多いですが、果たしてどちらが良いでしょうか?

●性能面

現在では発光効率に関しては大きな差はなく、五分五分といったところです。

直管LEDランプは、新規参入企業が多く、性能がメーカーによりまちまちなので、機器選定は慎重に行ってください。
効率がよく、配光もきれいな製品がありますので、たくさんの製品を検討することをお勧めいたします。
(※できれば3年・5年の長期保証のあるものを選択してください)

一体型ベースライトは大手照明会社(パナソニック・東芝・三菱など)のため、大きな品質の差はありません。
導入実績なども考えると、無難な選択といえると思います。

●製品価格

価格に関しては同一スペックで考えると
直管LEDランプを採用したほうが価格が抑えられるようです。
ただし、一体型ベースライトの直付け器具の場合は価格がだいぶ安く設定されているので、直管LEDランプとほとんど変わりません。
埋め込み型の場合や下面開放形などの器具の価格がかなり高くなりますので、直管LEDランプのほうが価格面では有利です。


●工事費用と工事の影響範囲

器具交換の場合、既存照明器具の取り付け状況によって作業時間が変動します。
既存照明器具がきっちり(施工説明書どおりに)施工されていれば交換が簡単に行えますが、
現場では吊ボルトの位置が違う・吊ボルトが長い(これは新しい器具の影響です)・吊ボルトのねじがつぶれててナットが取れない・軽天下地がいない・電線の出す位置が合わない、開口寸法が合わないなど、照明器具のカバーを開けてみて判明することが結構あります。
上記対応をするために、吊ボルトの加工や照明器具の加工、天井ボードの加工が必要になる可能性があり、
ボード開口時にはボード粉などの粉塵が発生します。
そのため食品を取り扱う場所や、展示してある商品を退避できない場合などは、工事が与える影響を考える必要があります。
軽養生(養生シートをかぶせる)であればどの電気屋さんも行うと思いますが、それでは養生が不十分な場合は確認が必要です。

直管LEDランプの場合は蛍光灯のカバーを外してバイパス工事を行うだけなので、どのタイプの器具でもかかる時間と費用はほぼ一定です。
カバーを外す際に器具に積もったほこりやチリが落ちてくる可能性はありますが、軽い養生で対応することが可能だと思います。
器具交換に比べると取り付け工事による周囲への影響は少ないと思います。


●環境面
LEDは省電力でエコロジーということですので、LEDによる経費削減だけでなく、
工事全体を含めて極力環境に配慮した導入を行いたいのは皆さんが希望する事項だと思います。

一体型ベースライトに照明器具を交換する場合は、蛍光管のほかに撤去した照明器具の処分する必要があります。
撤去した照明器具は産業廃棄物という扱いになり、産業廃棄物収集業者に処分を依頼する必要があります、
つまり、器具交換では蛍光管と照明器具の2種類が廃棄物となりそれぞれに廃棄の対応が必要です。
また古い照明器具の場合は安定器のPCB含有の調査が必要になる場合があります(よほど古い器具の場合ですが)
LEDはエコロジーと言いつつも、導入時には多くのごみを発生させてしまうという現実があるのが器具交換の環境面の問題です。


一方、直管LEDランプの場合、工事により廃棄物として発生するのは蛍光管だけです。
照明器具は既存の物を使用しますので、かなり少ない廃棄物で導入を行うことが可能です。
経費削減だけでなく、ごみの排出も最小限に考えられるエコな導入方法といえると思います。
※ただし照明器具は安全に使用できることが大前提です。照明器具に劣化・破損などがある場合には照明器具を交換しましょう。

以上。
良い面、悪い面など、特徴をいろいろ記載いたしましたが、LED選択の参考にしてみてください。

弊社取扱LED照明 

弊社で取り扱う直管LEDランプはバイパス工事が必要となります。
3年~5年のメーカー保証付きです。是非御相談ください。

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