LED G13対JEL801とはいったいなんだったのか?
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電気・電力の話題
弊社ではLEDランプを鋭意ご提案販売工事中でございますが、
ちょうど1年くらい前に勃発していたG13口金タイプ対JEL801(JIS)の話を最近あまり聞かなくなったぁと思い記事にしてみました。
そもそもG13口金とJEL801の対立は、
既存の照明器具をそのまま利用してLED化をしようという、どちらかというと新参照明会社が提案した方法と、LED化に際して新たな規格を作り照明器具ごとの交換を推奨する大手照明会社の提案の戦いでした。
結局、品質規格や落下感電の安全性ということから、JEL801はJIS規格にまでなり、これからLEDはJEL801一本化に向けていくのかと思いきや、実は最近JEL801はあまり見かけることがなくなってきました。
メーカーの話によると、JEL801のJIS規格を取得したのはいいのですが、
メーカーにとって、このJEL801に対応した直管LEDを作るコストが意外と高いのだそうです。
そのため、実際はJEL801規格の製品を生産するよりも、ランプと器具を一体化したタイプの照明器具の生産に力を入れているとのことです。
確かに、G13口金タイプは既存の照明器具が利用できるということで直管タイプである意味は大いにありましたが、しかしJEL801は照明器具を交換するということを考えると、ランプ交換がほぼ必要のないLEDランプに対して交換がやりやすい直管タイプにすること自体あまり意味がないことでした。
そのため、今では
従来の照明器具を使用する場合 G13口金対応のLED
新しく器具を交換する場合 LED一体型照明器具
とすっかりすみわけができてしまったように思われます。
大手照明メーカーだけではなく、新参の照明メーカーもG13タイプと一体型タイプを両方生産し始めているようです。
こうなると、あの戦いは一体なんだったんでしょうね。
メーカーはなぜこんなにもJEL801と叫んでいたのでしょうか?当時から一体型のLED照明器具は生産していたはず。
もしかしたら、JEL801の照明器具を普及させるためではなく、単純にG13タイプの直管LEDの拡大を妨げるためだけにJISを制定したのか?だとしたら、国ぐるみで照明業界の利権を守ろうとしているってことですかね。これは冗談ですがww
そういえば、一体型のタイプはJIS規格には対応しているのだろうか??
これからは一体型タイプの規格戦争が始まるのでしょうか?
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