現場代理人講習会
公開日:
:
最終更新日:2013/04/12
電気・電力の話題
おはようございます。夏が終わったと思ったらすっかり寒くなってしまいましたね。
秋を通り越して冬になってしまったような気温差ですね。風邪をひかないように気をつけましょう。
先日、某電気工事組合主催の、現場代理人講習に参加してきました。
現場代理人とは、発注者から案件を受注したときに、受注者の社長の代わりとして(代理人)現場の面倒をみる担当者のことを言います。通常、現場代理人は、工事現場で置かなければならない主任技術者(または監理技術者)を兼務することが多く、案件によっては常駐しなければいけない、大変重要な役になります。
主任技術者を兼任することもあり、現場代理人には以下のような仕事をする必要があります。
1、安全管理・・・安全第一。KY(危険予知)活動などで、無事故を目指して監督します。
2、品質管理・・設計図に則って品質が確保できているかどうか監督します。
3、工程管理・・作業進捗に遅れがないかのチェック、他社との工程調整などを行います。
4、在庫管理・・必要な材料のピックアップ、発注、仕入検査、など材料の管理を行います。
5、原価監理・・限られた予算の中で最大限の利益がでるように調整します。
上記事項について、現場代理人としての必要な知識を蓄えてきました。
私は今は電工として現場に出ることが多いですが、公共事業などの入札にも積極的に参加しております。元請けとして現場代理人に任命される日も近いと思うので、上記事項に加え、電気設備の一般的な知識の向上に努めたいと思っています。
ちなみに現場代理人は以下の資料を常備しておいたほうがよさそうですね。
・電気設備技術基準による解釈
・内線規定 (電気設備の技術的な規定 電技解を補てんする
・公共建築工事標準仕様書(電気設備) (公共工事の場合、この仕様書が前提になる)
・労働安全衛生法(安全管理のため、読んでおいたほうがよい)
・消防法 (消防法は自治体によって異なる場合があるので、注意が必要だそうです)
まだあると思いますが、とりあえず覚えることがたくさんありそうですね。
PS 先日受験した第一種電気工事士について、まだ正式な結果通知はありませんが、自己採点ではPASSできたのではないかと思います。まだ実技がありますね。12月の試験に向けてまた一歩進んでいきたいと思います。
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